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2020年1月21日 (火)

プログラミング教育

embotを活用してのプログラミングの授業を行いました。NTTドコモさんの協力もあり、iPadや各種センサー、embotをお借りしての公開授業でした。社会科の発展学習ということで、めあては「わたしたちのくらし役立つ、未来の工業製品をつくろう」でした。1月9日に、未来ってどんな世界になってる?と子どもたちに問い、ソサエティー5.0の動画を視聴、ドローン宅配や、AI家電、AIスピーカー、遠隔診療、スマート農業、会計クラウド、無人走行バス・・・もうこれらは未来じゃない、実現している?その後、Connect future ~5Gでつながる世界~を視聴。未来へのワクワク感がとまりません・・・でも、ちょっと待って。こうした未来は、未来の工業製品は誰がつくってるの?そして、それを動かしているのは?コンピュータ?AI?そう、ここでプログラミングにつながります。でも、プログラムって誰がつくってるの?やっぱり人ですよね。みんなもプログラミングに挑戦してみようね!!と、ここまでが1時間。
2時間目から4時間目までは、embotのビジュアル・プログラミング体験。まずは、レベル1、1つのfunctionを使ってロボットを動かすことに挑戦。その後レベル2、条件文「if」、繰り返し文「for」を使ってプログラミング。最後に、角度や位置、方位等のセンサーを使ってのプログラミングに挑戦しました。また、Linkingのセンサーも使ってみました。温度や湿度、気圧、明るさなどのセンサーを使って、プログラミングもできるようになりました。まあ、この2〜4時間目は、授業というよりも、プログラミングの授業をするためにという位置付け?でしょうか。プログラミングのスキルアップの時間ですね。でも、こうした時間も必要です。言語は違いますが、スクラッチだって、ある程度こうした時間をとらないと、急に正多角形をかけと言われてもそう簡単にかけるもんじゃないですよね。
5時間目は、自分たちがつくりたい未来の工業製品の案をワークシートに・・・(個人作業)、6時間目は、3人1グループになってプレゼン大会。3つの案からグループとしてつくる製品を1つに絞り込む。7時間目は、その案をより具体化させる。(まなボートを使用)使うセンサーやどういった条件の時にどういった動きをするのか?アンプラグドで、イメージ・・・(ここで、増井が子どもたちの意見を聞き取り、ちょっとダメ出し?もちろん素晴らしいアイデアは、褒めて・・・ただ、今回の条件(機器やセンサー)では、実際につくることが難しそうな未来の工業製品は、頭の中で置き換えるという作業を行う。例えば人感センサーがないので、照度センサーを使うとか・・・)次時は、いよいよプログラミング。そして、自分たちがつくろうとしている未来の工業製品のモデルづくり・・・
7時間目〜8時間目、2時間続きで実施。それぞれの班が、自分たちはこんな製品をつくるということを発表して、プログラミングに着手。もちろん役割分担もしていたようで、さっそくembotを魔改造し始めるグループも・・・今回子どもたちがつくろうとしていた未来の工業製品は、便利ロボット、防犯グッズ、安眠装置、センサー付き加湿器、目覚まし時計、炊飯器・・・いろいろです。8グループあって、1つとして同じものはありませんでした。約40分ほどプログラミングの時間をとりました。でも、全然時間が足りない?しかし、子どもたちの意識は全く途切れることなく、いろいろと工夫を続けています。先生〜ちょっと来て下さい。呼ばれていくのですが、すでにプログラミングに関しては、増井のレベルを超えている?いいアドバイスもできないまま、いっしょに悩んでいる。それでも、いつの間にか自己解決?子どもたちの発想ってすごいですね。いつの間にか、曲づくりも始まって、単にブザーが鳴ってお知らせではなく、おっと、この曲はルパン3世のテーマではないですか!!しかも、つくりこんでいてクオリティーがめっちゃ高い!!休み時間をはさんで、8時間目に発表会。自分たちがつくったプログラムの紹介、未来の工業製品のモデルの紹介・・・どの班の子どもたちも、自信を持って発表ができていました。時折、「おおっ」とか、「すげー」なんて声が聞こえてきて、まあ、発表を聞いてる私も子どもたちの反応にびっくり・・・です。
最後に、子どもたちに今日の授業の感想を聞いて、まとめ。まとめなんてなくてもよかったかな?増井の話なんかなくても、子どもたちが、一生懸命取り組んだということが、一番の収穫。
というわけで、新学期早々から取り組んだプログラミングの学習。これにて一旦終了・・・です。あっ、ちなみに、明日はもう1時間、「embotで遊んでみよう。」します。まあ、ご褒美かな?

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