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2018年7月 7日 (土)

プロジェクト実施終了報告

プロジェクト実施終了報告
 子どもがワクワク!夢中に!楽しくプログラミングを学んでほしいプロジェクト、皆様のご支援のおかげで、プロジェクトを達成することができました。ありがとうございました。6月2日(土)に、丸亀市郡家コミュニティーセンターにおいて、はじめてのプログラミング体験教室を無事開催することができました。
チラシを作成し、郡家小学校の3〜6年生に配布・周知しました。(丸亀市教育委員会の後援を頂くことができたので、学校配布が可能となりました。)翌日から早速たくさんの申し込みがあり、最終的には、午前・午後各回20名の定員のところ午前は23名、午後は26名の参加申し込みがありました。
 そして、いよいよ当日・・・
 午前の部は、メンター7名、子どもたちの参加は、20名でした。Sphero SPRK+ロボットを活用してのプログラミング体験です。
案内では・・・ワークショップの具体的な内容を紹介します。午前中は、Sphero(スフィロ)を使っての プログラミング体験です。スフィロは、アメリカ生まれで、アプリと組み合わせて、遊びな がらプログラミングが学べるロボットです。最高時速7km、防水加工をしているので、プー ルでも使えます。みなさんは、スターウォーズという映画を知っていますか?その映画の フォースの覚醒(かくせい)に登場するキャラクターで、スフィロが開発した「BB-8 by Sphero」も同じようにプログラミングできます。今日は、スフィロを光らせたり、走らせ たり・・・方向を変えたり、迷路を走らせたり、障害物をよけたり・・・友だちと協力しながら スフィロをプログラミングしてみたいと思います。
 さて、実際は・・・2人1組で体験です。前半はSpheroの簡単な操作方法を習得。そして後半は、隣の会場に移動して、スタート位置から数メートル離れた位置のコーンをまわって元の位置に帰って来るというミッションに挑戦です。これが簡単なようでなかなか上手くいかない。まさに試行錯誤、トライアルアンドエラーです。目的が上手く達成できたチームからは、ヤッターの声が・・・全てのチームがゴールというわけにはなりませんでしたが、子どもたちの満足度は高かったです。
 午後の部は、メンター9名、子どもたちの参加は、24名でした。littleBits(リトルビッツ) STAR WARS(スターウォーズ) R2-D2 ドロイ ド・キット を使ってのプログラミング体験です。
 案内では・・・littleBits(リトルビッツ) STAR WARS(スターウォーズ) R2-D2 ドロイ ド・キット を使ってのプログラミング体験です。自分の手でR2ドロイドを組み立て、リト ルビッツモジュールを繋ぎ、様々なアクションが実行できます。タブレットでプログラミングすると、R2ドロイドに新たな能力を与えることができます。なんと22種類ものミッショ ンが用意されています。友だちと協力しながらR2ドロイドをプログラミングしてみたいと 思います。
 さて、実際は・・・今回のプログラミング体験教室は、株式会社コルグさんの協力を得て実施致しました。機材であるlittleBits(リトルビッツ) STAR WARS(スターウォーズ) R2-D2 ドロイ ド・キット の提供と、メンターとしてワークショップの運営にご協力頂きました。今回も2人1組での体験です。午前と違って、R2-D2 ドロイ ドの組み立てから始めます。専用のアプリに詳細に組み立て方法が載っているので、それにそって子どもたちはドロイドを組み立てていきます。組み立てが終わったチームからアプリを使ってドロイドを動かしていきます。ここまでで1時間。後半は、午前と同じように、スタート位置から数メートル離れた位置のコーンをまわって元の位置に帰って来るというミッションに挑戦です。プログラミングそのものは、簡単なのですが、パラメータの調整が難しい!!こちらも午前の部と同じようになかなか思うように動いてくれない。やはり、試行錯誤、トライアルアンドエラーです。もうちょっとでゴールというところまではどのチームも到達しましたが・・・ちょっと難しかったようで、時間内に完璧にプログラミングとまではいかなかったようです。ですが、やはり子どもたちの満足度は高かったです。最後に組み立てたドロイドを元に(バラバラに)戻して・・・終了です。
 子どもたちのプログラミング体験教室を終えての感想を少し紹介します。
「最初は上手くできるか心配だったけど、タブレットのアプリで簡単に楽しく組み立てや操作ができた。」
「こんな体験ははじめてだったので最初は難しいからしたくないなと思ってたけど、やってみるととても簡単で、友だちや先生が優しく教えてくれたのですぐにできた。」
「iPadで操作をしたり、プログラミングをするのはとても楽しかった。でも、実際のプログラミングは、細かい調整があったので、難しかった。今度プログラミング教室があったら、友だちを誘っていっしょに行きたいです。」
「スフィロを命令、コントロールするのは難しかったです。上手く達成することはできなかったけど、何度もチャレンジしているうちに、ロボットには心はないけど、ロボットと心がつながったんじゃないかなと思いました。またやりたいです。」
 参加した子どもたち、みんなが笑顔でプログラミング体験教室を終えることができました。また、保護者の方の参観も多く、プログラミングに対する関心の高さが伺えました。
 プログラミング体験教室を終えて、もっとこうしたらよかったなと思う点もいくつか見えてきました。これらを踏まえて、また次回につなげていくことができればと思います。
 収支報告です。
 皆様からは、総額512,000円のご支援を頂きました。6月8日に、手数料を差し引いた417,997円が振り込まれました。皆様からご支援頂いた資金は以下のように活用させて頂きました。

iPad 9.7インチ 32G(Apple Care+含む)6台 286,416円
Sphero SPRK+ロボット6台 98,957円
Parrot Mambo Fly Drone 1台 14,904円
littleBits STAR WARS R2-D2 1台 10,682円
iPadケース 6ケース(一部の費用) 7,038円
合計 417,997円

 3月にAppleから新型のiPadが発売されましたので、そちらのiPad 9.7インチ 32G(Apple Care+含む)を購入しました。子どもたちが使用するということで、落下等不慮の事故も考えられるため、iPadケースも同時に購入しました。そして、メインのロボットですが、予定通り、Sphero SPRK+ロボットを購入しました。あわせて、Parrot Mambo Fly DroneとlittleBits STAR WARS R2-D2を1台ずつ購入しました。iPadケースは、1つが1,466円なので、実際は、8,796円かかっています。皆様から支援して頂いた資金を購入費用の一部とし、不足分は、香川メディア教育研究会で負担致しました。以上支出総額は、417,997円となりました。ここにご報告させて頂きます。
 リターンの発送に関してです。
 さて、リターンの発送ですが、現在準備中です。発送が遅れており申し訳ございません。今月中には発送(郵送)を完了させたいと思っておりますので、もうしばらくお待ち頂ければと思います。
 最後に・・・
 今回のプロジェクト終了報告、リターンの発送完了でプロジェクトは、一区切りつきますが、活動はまだまだ続きます。この夏、県内でプログラミング教室を4回、県外でもプログラミング体験教室を1回開催する予定です。また、2学期以降も市内、県内各地で、プログラミング体験教室の開催をめざしての調整を行っているところです。また、小学校等への出前授業も実施できないか検討をしております。皆様の学校や地域で、プログラミング体験教室をまた、プログラミングの研修会をお考えの際は、気軽にお声かけ、ご相談頂ければと思います。
 最後になりましたが、皆様、本当にご支援ありがとうございました。今後とも引き続きご支援、応援よろしくお願い致します。

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