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2017年7月 2日 (日)

D-project北海道 ワークショップセミナーVol.22

D-project北海道 ワークショップセミナー,今回で22回目なんですね。さて,増井今年は参加します。北海道の研究会には初参戦です。今から楽しみです。
http://kokucheese.com/event/index/475127/

 主体的。対話的な深い学びの肝はこれです!
 日本の教師は「知識伝達型の一斉指導」においては、世界に類を見ない優れた能力を発揮してきました。しかし、21世紀になり情報社会となった現在「知識をただ子供達に伝達して評価する」という(日本式)授業では、子供達がこれからの社会を生き抜くために必要な資質や能力を育てるには、決して十分とは言えなくなってきています。

 文部科学省はこれまで「習得型・活用型・探求型」の学習活動を打ち出し、現場(学校も?)も教師も、それらの学習活動を位置づけた授業をおこなってきました。今回の学習指導要領改訂はその延長線上にあるといえます。そこに盛り込まれた「主体的・対話的な深い学び」は、グローバル社会において「他と繋がること」「他の持っている情報の共有化」「他とのコミュニケーションできる能力」が自ずと必要とされています。これらを身につけるためには、子供達に必須な能力として「コミュニケーション力」「自分の考えや意思を伝える表現力」「情報を的確に判断し、それを活用する力」を日常の授業でも育んでいかなければなりません。その能力育成のために「プログラミング学習」「ICTを活用した情報活用能力の育成」が各教科の指導過程の中に盛り込まれました。

 今回のセミナーでは、文部科学省の様々な委員会や審議会の中核として活躍されている放送大学の中川一史教授の基調講演でその内容を分析していただき、学校や教師はいまから何を準備しなければいけないのか?実際に活用推進している学校との格差はどれくらい広がっているのかを中心にお話しいただきます。
またゲスト講師として文部科学省で特別支援教育について行政面で活躍され現在、関西学院大学で特別支援教育とICT活用について研究と指導をされている丹羽教授から「特別支援が必要な子供達にとって有効な指導」について講演をいただきます。
セミナーの締めくくりには金沢星稜大学教授の佐藤幸江先生による柔らかで鋭い指摘を踏まえたパネルディスカッションを用意しております。
また、道内外の実践教師の事例報告では、マルチメディアで子供達に能力育成を図る実践例や必ずしもICT機器が十分に整備されていない学校での実践例を発表します。

 今回のセミナーでメインになるワークショップ(当日、受付時に選択していただきます)

 ①授業の展開・まとめをICTを使ったらどうなるのか?を実体験してもらいます。
 ・協働学習ツール コラボノートでまとめ学習
 ・スズキ教育ソフト 思考アプリ体験
 ・授業の展開はジャストスマイルで協働学習
 ・すべてのデバイスで授業支援ができるスクールタクト
 ・デジタル教科書を使った授業作り

 ②プログラミング学習ワークショップ
 ボード型(スクラッチ)
 ・Scrathでリズム、音階を楽しもう(応用編:リトルビッツ)
 ロボット型 イチゴジャムでロボットを動かそう!

<日程>
  9時15分〜30分 受付
  9時30分 オープニング
  9時45分 基調講演 ICTを活用した「主体的・対話的な深い学びのステージ」
10時15分 休憩
10時40分 実践発表
11時00分 講演「特別支援が必要な子供達にとって有効な指導方法」
12時   昼食・企業ブース訪問
13時   ワークショップ1(当日、受付時に選択していただきます)
14時20分 ワークショップ2
15時30分   休憩
15時45分 パネルディスカッション 「ICTで変わる授業」
16時45分 閉会・連絡
17時00分 懇親会(ホテル内にて)

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