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2015年8月 7日 (金)

教職員向け情報モラルセミナー

e-とぴあ・かがわで行われた,教職員向け情報モラルセミナーに参加した。授業で活用できる「LINE presents 楽しいコミュニケーションを考えよう!」と題したセミナーで,講師はLINE株式会社のTさん。Tさんにお会いするのは4回目くらいだろうか?今回のセミナーは,直々にご案内頂いた。SNSで県内外の先生方に案内させて頂いた。そのかいもあってか,SNSで見ましたと言って参加してくださった先生方も・・・恐るべしSNS!さてそれは置いといて,今回のセミナーは,LINE使用時に起こる友達間のトラブルがなぜ起きるか?を子どもたち自身で考えさせるワークショップである。LINE株式会社と,静岡大学教育学部,塩田研究室が共同開発し,小中学校出張出前講座として行っている内容を体験できるというものである。実際にワークショップに参加して,まず思ったのは,大変わかりやすく,授業者としても指導しやすく,子どもたちも真剣に取り組むことができる内容になっていると感じた。スライドもシンプルで,且つ要点が押さえられた内容である。うーん,よく考えられているなあ・・・これまで,情報モラルの授業は,自分もしたことがあるし,多くの先生方の授業を見てきた。各社から,情報モラル系のソフトや指導案なども出ているが,さすが最新版だけあって,秀逸である。しかもまだ進化中というから,今後も楽しみである。
考えてみようというところで,5つのシーンを書いたカードの中からどれが一番いやかと一下り。カードを自分がダメな順番に並べるのだが,増井がOKとしたのは,知らないところで自分の話題が出ているというカード。なんとそのカードをOKと選んだ人が会場内に4人もいたということで,Tさん曰く,こんなことは今までなかったと・・・えっ?それって,自分変わってるのかな?と思いつつも,ダメと選んだのが,なかなか会話が終わらないやすぐに返信がないというカード。なんと先ほどの4人が,同じようなカードを上位に選んでいる。隣に座った先生とほとんど同じだったので,普通そうだよねとお互い納得し合っているのだが,どうも,少数意見らしい・・・でも,盛り上がってしまった・・・
写真の公開は絶対ダメとうカード選んだ先生も何人かいたが,難しいところである。このあたりは,自分自身の今後の課題だろうか・・・
あと,LINE上のトラブルの問題。自分の回答が,実は最悪だったことに驚愕・・・よく考えてみればそうなのだが,自分自身の考えの浅さに反省。それにしても,子どもたちの切り返しのすばらしさは,たいしたものである。このあたりは,知識ではなく,感性であるとう説に納得。
わかっているつもりでも,本当はわかっていない。情報モラルを指導できるつもりでいたけど,まだまだだと言うことが実感できたセミナーであった。2学期以降で,勤務校でもこうした授業ができないか,相談してみよう。
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