岡山県教委 教員の事務補助員配置 15年度、県内の公立26小中へ
岡山県教委は15日、学校現場で教員の多忙感を軽減するため、学習教材のコピーなど主に事務的な仕事を補助する「教師業務アシスタント」の配置事業に乗り出す方針を示した。2015年度に県内の公立26小中学校に置く予定。
15年度当初予算各部要求に関連経費2400万円を盛り込んだ。都道府県と政令指定都市を対象とした国の補助金を活用し、岡山市を除く26市町村でモデル校を1校ずつ指定して配置する。
教師業務アシスタントは非常勤で、地元住民が就くことを想定。平日に5時間程度、コピーやパソコン入力、学校行事の準備などを担う。県教委教職員課は「教員の負担が減って子どもと向き合う時間が増えれば、学力向上にもつながる。事業効果を見極めたい」としている。
経済協力開発機構(OECD)の2012~13年調査によると、日本の中学校教員は1週間の仕事時間が53・9時間で、参加した34カ国・地域で最長。授業時間は参加国・地域の平均と同程度だったが、事務作業と部活動に費やす時間が多かった。
今日一番のニュースはこれでしょう。素晴らしい!!
今日も職員室で話してたんですよ。昔はもっとゆとりがあったよね。今は毎日6時間授業。下校指導。そして放課後の会議。膨大な報告書、アンケート。そもそも学級事務や学校事務をこなす時間がない。6時間授業で下校指導が終わったら16時。就業時間は16時40分まで。この40分間に会議が入るんだもんなあ・・・じゃあ教材研究や授業準備はいつやったらいいの?と、こんな話・・・
香川県でもぜひこうした取り組みをしてもらいたいと思います。
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