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2013年11月15日 (金)

丸小研社会科部会研究授業 12月4日(水) 単元について その1

第5学年5組社会科学習指導案
学習指導者 増井泰弘
日時 平成25年12月4日(水) 第5校時 14:00~14:45
単元名 「情報化した社会とわたしたちの生活」
単元について
 本単元は,新学習指導要領において新しく取り上げられた「情報化した社会の様子」について扱うものである。情報産業や情報化した社会の様子について関心を持ち,意欲的に調べ,情報産業や情報化の進展が国民生活に大きな影響を及ぼしていることや情報の有効な活用が大切であることを理解するとともに,情報産業の発展や情報化のよりよい進展について考えることをねらいとしている。
 近年の情報社会の進展には,目覚ましいものがある。コンピュータや衛星通信技術の発達により,情報伝達手段は多様化し,身近に利用できるものが増えている。特に携帯電話は,2000年から固定電話の台数を上回り,2007年には1億台を突破し,総務省の調査では,2011年3月の時点で携帯電話の普及率は100.1%,内閣府の調査では,2013年3月時点で世帯普及率が95.0%となっている。(コンピュータの世帯普及率は78.0%)国民一人ひとりがほぼ1台所有する時代となった。今の子どもたちは,生まれてきた時には,半数以上の家庭で固定電話はなく,複数台の携帯電話が存在するといった状況である。また,文部科学省の全国学力・学習状況調査によると,小学6年生の携帯電話所有率の全国平均は44.1%で,2012年の35.9%から8.2ポイントの増加している。(香川県は41.6%)最も所有率が高いのは東京都で57.3%。以下,神奈川県,大阪府,千葉県と続いている。
 携帯電話は,機能面でも進化を続けており,インターネットを利用し多様な情報の送受信が可能となっている。ここ数年のスマートフォンの普及により,通話もできる手のひらサイズの情報端末・コンピュータとして,電車やバスのなどの公共交通機関で多くの乗客がスマホを利用している光景を日常的に見かけるようになった。スマホのアプリの中で小中高生の利用度が高いのがSNSと言われるアプリである。その中でもLINEなどの通信系アプリでは,グループという機能の利用で,気に入らない友達を仲間から外す「仲間外し」や「KS・既読スルー」「友達削除」「SNS疲れ」などの問題が,また,匿名サイトでの誹謗中傷の書き込みによる「ネットいじめ」などの問題が顕著になってきている。また,今夏,冷凍庫や冷蔵庫に入ったり,鉄道の線路に降りて写真を撮り,ツイッターやSNSのタイムラインに投稿したりするなどの行為が,反社会的行為として大きな非難を受けたのは周知の事実である。情報モラルが欠落している。情報発信に関してあまりに未熟であると個を批判するのは簡単である。しかし,彼ら自身,ここまで問題が大きくなるとは誰も思ってはいなかったであろう。仲間内におもしろい写真を投稿しただけ・・・なぜ?彼らがネットの特性をもう少し理解していればと思う。が,わたしたち教師がそれ以前に何かできることはなかったのだろうか。情報モラル教育の必要性を強く感じる。
 社会科として,本単元の中心課題として「わたしたちは,生活や産業の中で情報を有効に活用しているが,自分や他人にとって不利益にならないよう,情報を発信する側,受け取る側,それぞれ情報の有効な活用が大切である。」を設定した。社会科教育の中で情報モラル教育が完結するとは考えられない。道徳や学活,総合的な学習の時間や他教科との連携は欠かせない。しかし,社会科だからこそできることが,しなければならないことがあるのも教師に課せられた課題である。子どもたちは,将来,学校で,社会生活を営む際に,仕事をする上で,必ずケータイやスマートフォン,インターネットを利用する。その時,いかに賢いユーザーに育っているかは,保護者・教師・地域の責任である。「世界一上手にケータイを使いこなせる子ども達を育て上げ、賢い次世代の保護者をつくる。」本単元の学習は,「知識基盤社会」を生き抜く力をはぐくむ上で大変重要であると考える。

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