香川メディア教育研究会を、郡家小学校コンピュータ室にて開催しました。たくさんの先生方、企業の方に参加頂き、感謝。
はじめに、増井からデジタル教科書を活用した授業を紹介。5年生の社会科で自動車工業の単元。自動車が組み立てられる様子を説明する場面なのだが、プレスや溶接の様子、教科書の写真や資料集の写真・解説だけでは、なかなか理解できない。教師が説明するにしても、プレスの工程をどうやって説明するの?そこで登場となるのが、デジタル教科書の動画コンテンツ。工場内の様子が短い動画クリップとして用意されており、活用。一般的には、動画を見せて授業を行うと、子どもたちもその内容がよくわかります・・・なのかもしれないが、本当にそうなのかなあ。今回見せた動画は、映像のみで、音声は、その解説。なんていうのかなあ、工場内の臨場感というか迫力が伝わってこなくて・・・実際に工場を見学した人にはわかると思うんですが、大きな音や溶接の火花、機械が発する音・・・そういったものがいるんじゃないのかなあ。という授業改善を提案。T社のAさんに、動画の改善を要望しました。なんてことを書いてはいるんですが、まだデジタル教科書を使って授業をしたことがないって言う先生方には、まずは使ってほしいですね。使ってみてわかる、デジタル教科書のいいところ、改善点、それらを理解した上で、よりよい授業をつくっていってほしいです。
引き続き、K先生から、理科のデジタル教科書を活用した実践事例が紹介された。モンシロチョウの観察。ここでも、動画を活用した事例が紹介されたが、動画の再生を一時停止したり、何度も繰り返し見たり・・・どうか活用の基本がきちんと押されられたよい実践である。
場所を移動してN先生の教室へ。ここの教室には、電子黒板としてスマートボードが設置されている。生活科や音楽、図工での活用事例が紹介された。また、国語や書写のデジタル教科書の活用事例なども紹介された。電子黒板を見事に使いこなしているN先生、こうした実践を若い先生方にどんどんと紹介していってほしいと感じた。
最後に、増井から6年生の実践として、ピッケのつくるプレゼンテーションを活用した実践を紹介。プレゼントしては、まだまだの内容だったが、今の子どもたちにとっては、上出来・・・
次回までの宿題をお願いして本日のメディア研終了。お疲れ様でした。