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2013年2月16日 (土)

来年度から小・中学35人学級に/まんのう町

http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/education/20130216000119

香川県教委が来年度から小学4年生まで広げる「35人学級」について、まんのう町教委は15日、町単独で中学3年生まで拡大することを明らかにした。県教委によると、義務教育の全期間まで対象を広げるのは県内で初めてという。

まんのう町の取り組み,いいですね。県では,ようやく35人学級を小学校の4年生まで拡大するということを表明していたようだが,国も含めて,なぜこうした少人数学級を推進しようとしないのかはなはだ疑問である。少人数学級がきめ細やかな指導やいじめ防止などに効果があるということは,かなり以前からいわれていること。欧米などの例を挙げれば,一学級35人でも多いくらいである。郡家小でも,少人数指導の加配を活用して,1クラス増やした学年があるが,そんな裏技的なことをしなくて,すっきりと35人学級になんないのかなあ。

ところで,まんのう町で35人学級を実現するために必要な教員は何人必要か・・・

町内には8小・中学校があり、現行通りならば、来年度は小学校38、中学校16の計54クラスとなるが、35人学級の拡大により、小学校で1クラス、中学校で2クラス増え、計57クラスとなる見込み。実施に伴う教員の不足分は町教委が講師を採用して対応する。町は来年度一般会計当初予算案に、人件費として約1400万円を盛り込む予定。

小学校で1人,中学校で1人の計2人!たった2人分の予算措置で,中学校3年まで,全ての義務教育で,35人学級が実現するんです。まあ,まんのう町と丸亀市とでは人口規模,学校数,児童数が違うので,丸亀市で2人教員を増やしたからといって,全ての学校で35人学級が実現するわけではありませんが・・・でも,教育にかける意気込みが伝わってきます。

以前から,小さな町は教育に熱心で,教育予算がふんだんであるなんて話をよく聞くのですが,市町村合併して自治体の規模が大きくなって,小回りがきかなくなってきてるような気がするなあ。

というわけで,結論。

35人学級実現させると歴史に名前が残りますよ。今のままだと,35人学級の予算を切った首相ってことに・・・

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