でも・・・なぜ?
香川大学工学部准教授の鶴町先生の講演を拝聴した。子どもたち向けの講演ということで,話を少しでも簡単に・・・という思いは伝わってきたのだが,なかなか専門的な話も多く,いやあ,けっこう難しかった・・・と,そんな個人的な感想を書いても仕方がないのだが,共感するところもたくさんあった。特に,何かであった物に対して,「でも・・・なぜ?」と思い,「何か新しいことできないかな?」と考えること。前者は理学部的発想,後者は,工学部的発想と先生は定義つけられていたが,そういった発想をすることが本当に大切であると感じた。いままで,増井もよく子どもたちに,何に対しても興味を持とう!と話してきたが,それは,「でも・・・なぜ?」の発想。ここで終わるのではなく,それを解決して,そこから,「何か新しいことできないかな?」と考えることが大切である・・・と,これからは子どもたちに話していきたいなと思う。うーん,これは今自分が日々取り組んでいることと何か似てるなあ。そう,日々様々なICT機器やソフトが開発されている。少し前でいえば,PCやプロジェクタ,最近では電子黒板やDS,今話題といえばデジタル教科書・・・これらを使って,何か新しいこと(授業)できないかな?と考える先生がどれだけいるのか?そんなことを考えながらの鶴町先生の講演であった。
| 固定リンク
コメント