第2回香川メディア教育研究会
第2回 香川メディア教育研究会が,16日(金)に丸亀市立城北小学校で行われた。参加者は11名。学校関係者7名,企業関係者4名であった。「電子黒板にさわってみよう2」と題して行われた研究会,案内にも書いたとおり,今城北小学校には,電子黒板が3台がある。県内の学校では,まず考えられないが,電子黒板3台同時の実機体験,機能・操作性比較を行うことができた。3台を一度に教室に入れるとこうなる。
今までの黒板なんかどこへ行ったのという感じで,これでは板書がちょっと無理?!なんて思わないでほしい。板書はちゃんとスクリーン上や電子黒板上で行うことができる。そう,チョークで書くだけが板書じゃない。おっと,話が板書になってしまったが,電子黒板に戻そう。現状で,一番身近に感じられるのがUPICであろう。PC,プロジェクタがあるところへUPICの専用マグネットスクリーンを黒板に貼るだけで,電子黒板に!!専用ペンを取り出して・・・いつもの儀式を行って(位置合わせ)と行っても4点のみ,こんなに少なくていいのと思うくらいである。(某社の位置合わせは9点であった・・・)で,もう操作ができる。そう,ワイヤレスなのがいい。余計な配線がいらない。コードを1つ減らすだけで,使い勝手はここまで上がるのか!!である。(同じようなワイヤレスの機器がmimioこれもいい!!)よく言われることが,電池が持つの?である。電池は専用ペンで使用。UPICを実際に使ってみてだが,結果は1週間持たない。電池切れは突然やってくる。hfurutaさんのコメントにもあるように増井も充電池eneloopを購入した。(2本ね。1本は専用ペンに,1本は予備。)しかし,そんなことを差し引いても,UPICはいい。反応が早い。さすがアノト方式。最近専用ソフトがアップグレードされ,使い勝手がさらによくなってきた。まだまだという声もあるが,今後が楽しみである。T先生,Y先生が教材研究を始める。こんな使い方ができる・・・多角形の内角の和,正5角形を書いて,対角線をひいて・・・複合図形の面積の求め方,短時間にここまで使いこなすとは・・・それだけ操作性が優れているということか。
さて,こちらもメインの電子黒板。パイオニア製と日立製の2機種。これまで1年近く使ってきたパイオニア製と,まだ1週間しか使っていない日立製。増井が使うとその差が出てしまうが,初めてさわる先生方にとっては同じ条件。まあ,慣れでしょう。ということは,やはり慣れるまでにはかなり時間を要するのか?!いろいろとボタンを押しまくって,ためしてみるのが一番。にしても,手で,指で書けるというのはいい。これはUPICにはできないこと。日立製の電子黒板に付属で付いていた指示棒がよかったなあ。今までずっと指で書き込みを行っていたのだが,指示棒で書き込みができる。これが結構いい。なんだかんだいって,教師の体が電子黒板を遮っていた。つまり児童から電子黒板の画面が見えないということ。これが解消される。ちなみに,この指示棒。パイオニア製の電子黒板でも使える。(というわけで,パイオニアさん,ぜひ作ってください。)
それぞれの電子黒板には,カシオの書画カメラYC-430,YC-470,エルモの実物投影機がつながれていた。パソコン経由なので,カシオの書画カメラは操作性,表示に問題なし。エルモは,日立製の電子黒板でのみの検証だったのだが,最新の電子黒板とソフトでは対応済みだとか。今はちょっと・・・まあなんとか表示はできるので,実際の使用には問題なしか・・・
で,あっという間の1時間。まだ物足りないという感じではあったが,充実の1時間であった。というわけで,第2回 メディア教育研究会は,無事終了。参加されたみなさん,ありがとうございました。そしてお疲れさまでした。
次回は,12月中旬に開催の予定。
| 固定リンク
「ICT」カテゴリの記事
- 大手前高松中高ICT公開研究会(2023.05.21)
- 参加申し込み(2023.05.14)
- 情報モラル教育ポータルサイト(2023.05.09)
- ATOK(2023.05.02)
- 避難訓練(2023.05.06)
コメント