eスクール2009オープン教室
さいたまスーパーアリーナで行われるeスクール2009に参加する。昨年度の郡山でのeスクール2008に引き続き,今回もオープン教室で,模擬授業をさせていただくことになった。
視線を上げて,元気な授業 ~実物投影機・デジタルカメラを活用した理科授業~
日時 10月30日(金)14:10~14:30
実践事例の協力機関 カシオ計算機株式会社
対象・教科 小学校・4年・理科
指導者 香川県丸亀市立城北小学校 教諭 増井泰弘
■ICT活用のポイント
授業場所 : 普通教室
授業形態 : 一斉学習
ICTを活用する場面 : 導入・展開・まとめ
ICTを主に活用する者 : 教員・学習者
ICTを活用する目的 : 課題の提示・モデルの提示・教員の説明資料・学習者の説明資料・振り返り
活用するICT : 実物投影機・PC・プロジェクタ・スクリーン・デジカメ・デジタルコンテンツ
■セールスポイント
ワークシートを実物投影機を用いて拡大提示し,金属の一部を熱した時に,他の部分がどのようにあたたまっていくか予想を話し合う。また,デジタルカメラを活用して,実験の様子を撮影しその結果を確認する。
■単元名
4年:もののせいしつ「もののあたたまりかた」
■指導目標
金属のあたたまりかたについて問題をもち,金属は熱したところからどのようにあたたまっていくかを見通しを持ってしらべることができる。
■指導計画
1 金属の一部を熱したときに,ほかの部分がどのようにあたたまっていくか,予想する。
2 実験の手順を確認する。
3 実験結果から,金属のあたたまりかたについて確認する。
■ICTの活用の授業場面はここ!
・教科書の図を拡大提示して,課題を確認する。
・ワークシートを書画カメラを用いて拡大提示し,金属の一部を熱した時に,他の部分がどのようにあたたまっていくか予想を話し合う。
・デジタルコンテンツを活用して,実験の手順や注意事項を確認する。
・実験の様子をデジタルカメラの動画機能を用いて撮影する。
・具体的撮影内容としては,金属が温まってろうが溶けて色が変わった瞬間をデジタルカメラで捉えることによって,そのプロセスを確認する。
・動画を再生し,実験結果から,金属のあたたまりかたについてまとめる。
■ICT活用の教師の留意点
教科書の挿絵や図,なかでも理科の実験用具・装置などの板書は,かなりの時間を要する。そんな時,実物投影機を使えば,あっという間に拡大提示することが できる。それも,教科書にあるたくさんの情報から必要な部分だけを切り取って提示することが大切である。
子どもたちの考えがいっぱいつまったノートやワークシートそのものを用いて自分の考えをみんなに説明する,友だちの考えを聞くといった学び合い学習を進めることが,実物投影機を用いると,簡単に行うことができる。
最近のデジタルカメラは,高機能・多機能で,しかも価格的にも手頃なものが多く,一番身近なICT機器になりつつある。デジタルカメラの動画撮影機能を活 用して,実験の様子・変化の様子を記録する。具体的には,金属が温まってろうが溶けて色が変わった瞬間をデジタルカメラで捉えることによって,そのプロセ スを確認する。動画を再生し,実験結果を全員で再確認。
■参考資料
教科書 理科4年下(東京書籍)
ワークシート
新しい理科デジタル掛図 Ver.2 4年 (東京書籍)
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