香小研算数部会夏季研修会
25日は,香小研の夏季研修会(教科)があった。昨年度から,算数部会に所属していることもあり,夏季研も算数部会の研修会に2年続けての参加である。ちなみに今年の会場は,アルファあなぶきホール(旧香川県民ホール)と香川県立ミュージアム(旧香川県歴史博物館)であった。数年前までは,小学校の体育館が会場だったことを思えば,最近の暑さ,今年は最高の研修会場である。さて,会場の話をしていてもしょうがないので,本題に入る。算数部会の研究主題は,『子どもと算数を創る-「数学的な考え方」を育成する授業構成力-』である。いまひとつわかりにくかった子どもと算数を創るという研究主題であったが,昨年度のM先生,今年度のO先生の説明を通して,なんとなく分かりかけてきたような・・・算数を創っていく子どもとは,
・算数的活動を通して見出した互いのアイデアを,妥当性・関連性・有効性の視点で練り上げていく中で,数学的な考え方と豊かな感覚を活かして,数理を導き出したり。つないだりするおもしろさを味わいつつ、算数のよさや生活との結びつきを実感していく子ども
・「わかる・できる」楽しさを味わいながら,基礎・基本的な内容を習得するとともに,それらを基にしてより便利(簡潔・明瞭・的確)な数理の獲得を目指していく子ども
とのことである。これでも分かりにくいいえば分かりにくいのであるが,自分なりにすっきりしたのは,副題にある「授業構成力」のとらえ方である。授業構成力とは,授業を準備し実施する一連の力をいい,本時の学習指導を行うまでに私たちが準備できる全てのものを「教材」,本時の学習指導において子どもの反応を臨機応変に組織することを「指導」と定義するとある。まあ自分で書いていて,逆になんだか分かりにくくなってきてはいるのだが,この点について,今日持ち帰った紀要を読み直し,整理していかなければ・・・(うーん。やっぱり消化できていないなあ)
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